代表メッセージMessage
ようこそ(有)イマージュ建築工房のホームページへ。
そして、わざわざアクセスしていただいた皆様方、本当にありがとうございます。
我々からのメッセージは、2008年9月に現代画報と言う雑誌のインタビューを受けた内容を紹介したいと思います。
インタビュアーは、俳優の石橋正次さんです。
江本 勝成
「現代画報」インタビュー記事より
- 石橋
- はじめに、御社の歩みから。
- 江本
- 始めは設計事務所だったのですが、仕事を手掛ける上でお客様のためにはやはり、最初から最後まで施工をプロデュースしていくことが一番喜ばれると強く感じたのです。そして、3年前にこの工務店を立ち上げました。
- 石橋
- 今はどういったお仕事を中心になさっているのでしょう。
- 江本
- 一般住宅の設計・施工を中心に、リフォームや店舗デザイン等も手掛けております。
- 石橋
- お客様からの要望などは多いのではありませんか。
- 江本
- インターネットで調べたり色々な工務店を回って話を聞いたり、皆さんよく勉強なさっていますね。そういうお客様の方がお話がスムーズに進みます。「こういう素材を使ってほしい」だとか「間取りはこうしてほしい」だとか、お客様のイメージがしっかりしていれば、後は当社が建築基準法と照らし合わせて図面を作成していく形になりますので。逆に難しいのはただ「家がほしい」との漠然としたイメージしかお持ちでないお客様です。そういう時は何度も何度も図面を描き直し、模型も作って一緒に考えますが、なかなか決まらないこともあります。
- 石橋
- 模型も作られるのですか?
- 江本
- 物を作ることが好きなのです。以前目の不自由なお客様がいらした時に「何か分かりやすく伝える方法はないものか」と考え、模型を作りました。すると大変喜んでくださり、それからは模型を作るようにしています。
- 石橋
- なるほど。しかし、お客様の要望や建てる場所によっては苦労されることがあるのでは?
- 江本
- そこに面白みがあると思います。難しい立地条件であっても、工夫して土地を活かす設計を心掛けていますから、その分完成したときの喜びは大きいですね。苦労をしても、お客様の「ありがとう」の一言で吹き飛んでしまいます。
- 石橋
- では最後に、今後の目標を。
- 江本
- 不祥事が続いた建築業界ですが、当社のように正直に仕事をしている会社があることを世間に広めたいですね。そのためにも、大手ハウスメーカーにはできないことをやっていきたい。例えばハウスメーカーは部門で分かれていて、 設計士は設計のことしか分からないなど、どうしても形式的になってしまうのです。各部門を統轄し、家づくりをトータルに考えられるのが地元の工務店の強みではないでしょうか。いずれにしろ、 お客様の思い入れをこちらがどれだけ感じ取れるかが大切だと思います。また、実は当社のロゴマークはクフ王のピラミッドを模しています。 偉大な王のために民衆が造ったピラミッドは、何千年を経た現在にも大きな存在感で残っています。ですから、王を思う民衆の心と同じく、当社もお客様の心に残り、財産となる建築を手掛けることが目標ですね。